現在、昭和50年代に竣工した某庁舎の内部改修の監理を
行っていますが、現場定例後に現場を巡回していた時のこと。
放送設備で、既存の配線と新設の配線を竣工当時から存在する
端子盤で接続する計画なのですが、監督員や施工者と共に
確認していたところ、端子盤内部に取り付けられている
古い端子台が、今では少し珍しいハンダ付け仕様でした。

現在は、差込式やねじ止め式の端子台が主流ですが、
昭和の頃はハンダ付け仕様も広く用いられていました。
この端子台、いつ見ても施工が面倒そうと思ってしまいます。
水落 琢也