電池には、色々な種類があります。
電池は(一社)電池工業会の「電池の種類」というページを読むと、
内部の化学反応によって電気を起こす「化学電池」と、光や熱などの
エネルギーを電気エネルギーへ変換する「物理電池」に大別される事が
分かります。
化学電池はさらに、アルカリ乾電池のような使い切りタイプの一次電池と、
リチウムイオンバッテリーの様に充電すれば繰り返し使える二次電池に
分類され、それぞれの中で様々な種類が存在しています。
建築の世界でも色々な場面で電池のお世話になっていて、
例えば、自動水栓やリモコンでは乾電池、非常照明や誘導灯では
ニッケル・カドミウム蓄電池、直流電源装置や自家発では
制御弁式据置鉛蓄電池、交流無停電電源装置ではリチウムイオン電池など、
お世話になっている電池の種類も豊富です。
シャッターの様に、無関係に見えるものにも組み込まれている場合が有ります。
電池は時間の経過と共に劣化していき、いつか寿命を迎えます。
定期的な交換など、メンテナンスはお忘れなく。
水落 琢也