これは4か月ほど前、某学校の体育館へ空調機を導入する設計で
現地調査を行った時に撮影した、ハンドホール内部の写真です。
ハンドホールとは、電気設備のケーブルを地中埋設で敷設する際に
ケーブルの通線や接続を行う目的で設けるもので、本体は地中へ埋めて、
本体上部の枠や鋳鉄製の蓋だけが地上へ顔を出しています。
鋳鉄製の蓋は遠くから見ると、排水を流す目的で設けられている
マンホールと区別が付きにくいですが、近くで見ると製造メーカーや
鋳込まれている表記で、見分けられたりします。
現地調査ではケーブルを通せる配管が無いか期待していましたが、
残念ながら空いている配管が無かったので、配管ごと新設する事になりました。
水落 琢也