建物を設計する上で様々な調査が必要となりますが
先日は、現在計画を行っている敷地の真北測量を行いました。
方位磁石の針が示す北は、「磁北」と言い、
実際の「真北」とは違います。
建築基準法では、日影や北側斜線の規制がありますが
その基準は「磁北」ではなく「真北」となる為
「真北」を調査する必要があります。
「真北」は現地で太陽の位置から求めることができます。
調査には長い時間、敷地で太陽を観察する必要があるので、
その場所特有の空気感も同時に感じることができ
測量データ以外にも多くの情報を得ることができました。
計画を進める上でとても参考になった一日でした。
黒澤誠