MALTA SEKKEI 株式会社マルタ設計

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MALTA SEKKEI Blog

手摺

根智和
(『こんにちわ』の意味と根性・知恵・力を合わせるの
意味を持つ少年野球のスロ-ガンです。)

先日出張先の施設(他人の設計)で見つけた手摺です。
本来はコンクリ-トの中で建物を支えている鉄筋が
違った役割で表現されたものです。

構造設計に従事している者として、
自分のテリトリ-だけではなく
色々なアイデアを発想して、
より安全で楽しむ建物を設計していきたいと思います。

瀧井 仁

電池

電池には、色々な種類があります。

電池は(一社)電池工業会の「電池の種類」というページを読むと、
内部の化学反応によって電気を起こす「化学電池」と、光や熱などの
エネルギーを電気エネルギーへ変換する「物理電池」に大別される事が
分かります。

化学電池はさらに、アルカリ乾電池のような使い切りタイプの一次電池と、
リチウムイオンバッテリーの様に充電すれば繰り返し使える二次電池に
分類され、それぞれの中で様々な種類が存在しています。

建築の世界でも色々な場面で電池のお世話になっていて、
例えば、自動水栓やリモコンでは乾電池、非常照明や誘導灯では
ニッケル・カドミウム蓄電池、直流電源装置や自家発では
制御弁式据置鉛蓄電池、交流無停電電源装置ではリチウムイオン電池など、
お世話になっている電池の種類も豊富です。
シャッターの様に、無関係に見えるものにも組み込まれている場合が有ります。

電池は時間の経過と共に劣化していき、いつか寿命を迎えます。
定期的な交換など、メンテナンスはお忘れなく。

水落 琢也

展覧会

少し前になりますが、お付き合いのあるメーカー様より招待券を頂き
展覧会「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」に足を運びました。

アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの展覧会でドローイングや
模型のほか、帝国ホテル二代目本館で用いられていた椅子やテーブルの
展示等もありました。

また浮世絵コレクターでもあったフランク・ロイド・ライトと日本文化の
関係性も紹介され、浮世絵等からの着想を得たとされる図面の展示もあり
大変興味深い内容でした。

展示数も多く、見終わるのに時間がかかりましたが大変勉強になりました。

黒澤 誠

トーハク

夏の残暑が続く休日にトーハク(東京国立博物館)で開催された
内藤礼さん(瀬戸内海にある、豊島美術館の『母型』の作家さん)の
アート展が開催される!とのことで、行きました。

トーハクは、紀元前から近代にいたる
日本やアジアの文化財や美術品の宝庫ですが、
数年前より現代アート展の開催も行っているそうです。
(上野の国立西洋美術館も同様に
 今までやったことがなかった現代アートの企画展を開催。
 美術館や博物館もコロナ禍以降、新たな試みがなされています。)

博物館内の本館の特別室やラウンジ、
平成館の展示室を使ったインスタレーションで
博物館内の展示室を通って移動し鑑賞するスタイルで、
古の文化財・美術品を観つつ、
内藤礼さんの時空を超えた空間アートを鑑賞するという、
とても面白い企画展でした。

本館ラウンジに展示していた作品は
1938年竣工の渡辺仁設計の本館ラウンジの
モザイクタイルの床・壁の内装と合わせて鑑賞でき、
戦前の建築物のぜいたくな空間を体感する事も出来ました。

河野弥生

【壁面モザイクタイル】
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