一般的な建物では、天井や壁へ設備機器が取付けられています。
設備機器は新築だと邪魔にならない様、
また見た目を考えて建築の仕上げ面から出っ張らない様に
埋込にする事も少なくありませんが、
改修を重ねるにつれてスペースや費用、
工事工期を考えて露出の機器が増えていきます。
写真は某学校の情報教室の一角で、
竣工当時はパイプ吊の蛍光灯器具のみだったところへ、
冷温水管らしき配管や全熱交換器、
ダクト、パソコン用の分電盤を後から増設しています。
ダクトはスパイラルダクト剥きだしの場所と
保温付きの場所も見えると設備的に盛りだくさんです。
水落 琢也