MALTA SEKKEI 株式会社マルタ設計

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建築に関する記録や継承について

先日、建築家の伊藤豊雄氏の展覧会の開催を雑誌で知り、行ってみました。

その展覧会で気になったのが、
今まで手掛けた図面や資料を海外の研究施設に寄贈する前に行う
“展示”であるということでした。

大学のキャンパス内で開催された展覧会、
内容は設計事務所を立ち上げてから
15年間のプロジェクトに関するもので、
設計プロセスを示した当時のスケッチの展示や
現場監理で使った青図製本には手書きのチェック跡のある
リアルな資料もありました。
学生や若い方に建築について伝えたかったという気持ちが
良く伝わり感慨深い展示内容でした。

そうした展示の中で、
設計事務所としてまた各所員の方の
建築に対する以降の取り組みに影響があったであろう
Dom-ino計画というローコスト住宅の研究について初めて知りました。
1年間かけて材料研究やプラン検討・施工計画を行い
コストを抑えた住宅を計画し、
女性雑誌に掲載して募集をするというもの。
これからの住宅のあり方を考えて議論して作り上げていった
プロセスを記録した手書きの資料もあり、
手にとって拝読しました。
(妹島和代氏の手書きの議事録もありました!)

…こうした貴重な建築の資料が海外の施設で保管される、
ということは建築関連の資料の保管・継承・活用を目的とし、
安心して寄贈できる施設が海外と比べて
日本はまだ充実していないのかしら・・と思わずにはいられませんでした。

河野弥生

解体工事2

昨年、設計を進めていた、
学習館・コミュニティ施設の工事が始まりました。

先ずは既存の施設の解体工事中です。

当現場は、住宅に近接しており、
現場から発生する騒音や振動で
皆様に色々と我慢を強いている状況だと思います。

それ故に、
皆さんの喜んで頂ける施設として完成できるように、
私もより一層頑張っていこうと思います。

佐々木 剛

解体工事

体育館の解体工事の監理業務を行っています。
外部は防音パネルに覆われシンプルな姿ですが、
内部はステージ足場が組まれ、明かりもすくないため、
神秘的で壮観な空間になっていました。
ちょっと面白かったので紹介します。

フルハーネス型安全帯(落下制止用器具)を使用していなかったので、
上がることはできませんでした。

高橋保夫

秋到来

長かった残暑も終わり、ようやく秋らしい気候になってきました。
目まぐるしく変わりゆく世の中で、
季節のみがゆっくりと変わって行っている、
そんな印象を受ける昨今です。

業務においても、物事の変化がまちまちな中で、
柔軟に対応していけたらと思う次第です。

石渡 憲司

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