モニターが2台になりました。
弊社では、技術者それぞれにBIMの導入が進められており、
使用してるハードの入れ替えも行われております。
そのような状況で、BIMの導入にあたり、
デュアルモニター化について会社に希望を出させてもらったところ
承認されて、モニターが2台になりました。
なぜ、モニターを2台にするお願いしたかというと
BIMで作図する際に同時に開くことができる図面が増えることで
作業が進めやすくなるということもあるのですが
当面はBIMとCADを同時に使用することを想定した為です。
BIMは非常に画期的なツールではあるのですが 、その操作はかなり複雑で難しく、
いきなりCADと同じレベルで、 すべての図面をBIMで作図することはとても無理です。
しばらくはCADである程度作図してから、BIMの方へ移行させたり
建物全体モデルはBIMで作成し、細かい部分的な図面はCADで作成するなど
BIMとCADを行ったり来たりしながら作業することを想定しています。
その際モニターが2台になっていればスムーズに作業が進めることができます。
また、他にもメリットがあります。
最近では、さまざま書類や資料はほんとどが電子媒体化されてきましたが
実際に設計しならがら、それらの資料を見ようとする場合、
今までは 一旦紙に印刷して手元に資料を用意して作業を行ってきました。
しかし、モニターが2台になったことで
片方の画面に作業中の図面を映しながら、もう一つの画面に資料を映すことができ
無駄に紙へ打ち出すことがなくなり、ペーパーレス化を進めることができます。
という訳で様々にメリットがある訳ですが
まずはBIMの使い熟せるようにならないといけません。
その為のデュアルモニターですから頑張っていきたいと思います。
佐々木 剛