MALTA SEKKEI 株式会社マルタ設計

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MALTA SEKKEI Blog

某消防署

昨年から設計を進めている某消防署の業務が大詰めを迎えていて、
成果物である模型が完成しました。

周囲の景観、地域性、機能性や省エネルギー等を考えて計画しました。
2年後に完成する予定です。
地域の新たな存在として受入られるように頑張ります。

佐々木 剛

令和2年師走

コロナ禍の第1波で始まり第3波の真っただ中で、1年が終わろうとしています。
コロナ禍の影響で、仕事の進め方は変わり、右往左往しながら進めて来ました。

その中で無事引き渡しが終わった物件(金融機関の支店)があり、ほっとしています。

新年には、コロナ禍が終息し、普段の日常が戻れば良いなと期待します。

高橋保夫

冬至

気が付けば柚子湯の季節。

時が経つのは早いもので
もう2020年が終わろうとしています。

年々、月日の経過が早くなっていっているように感じます。

残り僅かな今年
悔いなく過ごしていきたいと思います。

石渡 憲司

日常とは

年末も近づき、そろそろ1年を振り返る時期となりました。

世界中に蔓延している新型ウィルスは 生活に大きな変化をもたらしています。

人が集う様々な種類の場所として生まれてきた建築に 人が集えない状態が続き、
これからは生活スタイルが変わることで創出される空間も変化していきそうです。

昨日まで当たり前だったことが突然そうではなくなり
新たな試練を突き付けてくることがあります。

戸惑ったり、迷ったり
でも、その受け入れ、乗り越えて
人は明日を創ってきたのかもしれません。

安藤暢彦

「和のあかり」展より

あれから

根知和(少年野球チ-ムのスロ-ガンです)
小さな庭に植えた樹木に果実がなりました。
(収穫時期がわかりません)
我が息子が独立したのにあわせて植えてみました。
子育て卒業です。

瀧井 仁

丹沢湖

少し前の事ですが、車を運転して丹沢湖を訪れました。

運転している最中は晴れていたのですが、到着する頃には天候が変わって何時の間にか曇り空へ。比較的山間部なので、天候が変わりやすいのでしょうか?

到着してからは、日頃の運動不足を解消(?)するべく湖の周辺を散策しましたが、 モミジが美しく紅葉しているのを見かけたりして、大変心地よい時間を過ごすことが出来ました。

水落 琢也

建築計画のお知らせ

 現在、実施設計を行っている敷地を訪れ、
お知らせ看板の設置を行いました。
一定の規模以上の建物を計画する際に設置が必要で、
近隣住民の方々へ周知する事を目的としています。

この場所に建つ建築が街並みをどのように変化させ、
周囲に対してどんな影響を与えるのか。
そんな想像を膨らましながら看板を設置しました。
                    黒澤 誠



気分転換

先日、久しぶりにJR上野駅の公園口を利用したのですが、
4月にリニューアルしたそうで、工事中のところもありますが、
とてもキレイになっていました。
狭い歩道といきなりの横断歩道で、利用しずらく感じていましたが、
ロータリーができ上野公園まで繋がったような印象です。
お目当ての東京文化会館まで、ゆったりと進んでゆけます。
今年初めて劇場に入りましたが、座席は前後左右空けてあり、
入退場時も皆さんルールを守って動いていました。
十分に用心しながらですが、気分転換に良いひと時が過ごせました。


天野 惠



BIMの勉強

先日、弊社で使っているBIMソフトの
Revitのオンラインセミナーを受講しました。

毎回Revitでの図面作成ではファミリ、
特に建具の作成に頭を悩ませていたので受講してみました。
とても為になる内容でした。

コロナの影響もあってオンラインセミナーが増えつつありますが、
仕事の合間に事務所内で手軽に受けることのできるセミナーは助かりますね。

Revitの基本操作は覚えたものの、細かいところの作成には、
ああでもない、こうでもないと…試行錯誤を繰り返しながら
日々、勉強しているところです。
完璧に使いこなすことのできる日はまだまだ遠そうです。

池田奈緒

土の中

今年の夏より既存施設の増築工事の監理業務に携わっています。
本体工事の開始前に既存の附帯施設の撤去工事を行いましたが、
既存図に記録がない地中の埋設物や想定した大きさ以上の
附帯構築物の基礎が出現したため、撤去作業に時間を要しました。
・・・土の中、侮るなかれ!

河野弥生

鋭意進行中

現在、工事監理業務を行っている消防署の現場です。
コロナの影響で少し遅れがでてしまいましたが、
完成に向けて「鋭意進行中」です。

1月には完成予定です。
私も現場に協力して頑張らねばと思ってます。

佐々木 剛



テレワーク-2

当社も新型コロナウイルス感染症対策で、技術系の
社員が全てテレワーク業務に移行しました。
現状は最小限の事務系の社員のみの勤務で、
「政府が指定した緊急事態宣言の対象地域での
在宅勤務率」8割を達成することが出来ました。
よって来訪者もほとんどなく、会社内も閑散としています。

本来、建築設計会社は、BIM、CAD、構造計算
などの特殊なプログラムやソフトを利用しているため、
テレワーク業務には向いていない業態ですが、
昨年より「働き方改革」の一環で、
テレワーク推進も掲げていたために、
2月には、テレワークのシステムが完成していました。
現在、NTTの光回線を2回線利用していますが、
スピードが安定していないため、 スピードが安定して
いる専用回線に変更するべく調整しています。


天野 惠

テレワーク

新型コロナウィルス感染拡大が続き、
緊急事態宣言の発令とともに、
弊社のHPでお知らせさせて頂いているとおり
弊社でもテレワークでの業務が始まりました。

自宅のPCから直接会社のPCにアクセスし
会社と同様に作業を進めていくことができます。
多少解像度の劣化、タイムラグを感じることもありますが
ほぼ、会社にいるのと同じ環境で仕事を進めることが可能です。

私は会社まで通勤に1時間半程度かかることから
往復かかる3時間が節約でき、
時間が有効に使えるところもありがたいですね。

しかし、設計の仕事はコミュケーションも大事です。
様々な打合せで仲間や御相手と直接会話することで
得られる情報も本当に大事なんです。

常に自宅での仕事が強いられる今の状況は
皆さんも同じだと思いますが困ったものです。

とにかく、この問題ができるだけ早く収束し
また、普段と変わりなく働けるようになることを願うばかりです。

佐々木 剛

新年のご挨拶

        謹んで新年のお慶びを申し上げます。
        旧年中は一方ならぬご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

        インターネットは、今や人々や企業にとって活動の空間、生きるために
        不可欠な空間となっています。ウェブ空間、あるいはネット空間などと
        呼ばれるこの新しい場所は、現実空間と同じ”活動の空間”でありながら、
        まったく違った空間特性を持っています。そして「アーキテクチャ(Architecture)」
        として振る舞います。
        ローレンス・レッシグは、「アーキテクチャ」を、規範、法、市場に匹敵する
        第4の権力に位置づけました。その意味で、現実空間の「建築(アーキテクチャ)」
        と同様に、ウェブ空間を形作る「コード(プログラム)」はアーキテクチャであり、
        その上で活動する人々に対して計り知れない影響力を持つことになります。
        建築、そしてコード、我々は横断的に現代の「アーキテクチャ」を注視して、
        これを巧みにコントロールしていく必要があります。
        「再建築(リ・アーキテクチャ:Re-Architecture)」を標榜するマルタ設計は、
        こうした視座から現代の場所と空間をとらえ、試行錯誤を繰り返しながらも
        ベストを尽くして、建築系ソリューションを提供していきます。
        本年も宜しくお願い申し上げます。

        丸田 潤

BIM社内研修

先週より、BIMの社内研修が始まりました。

弊社のBIMはRevitを採用しています。

今回の研修は、Revitの講師の方を社内に招き、
実際の操作方法をスクリーンで映して、その操作方法を見ながら
それぞれの席で同じように操作してRevitを学んでいく形で行われました。

研修の実施にあたり、技術者のそれぞれのパソコンに
Revitが実装されて、いつでも使用できるようになりました。

研修は朝から夕方まで行われ、少々大変ではありますが
Revitの操作に必要なコマンドを1つずつ丁寧に教えて頂き
大変勉強になっています。

研修は3日間行われます。
この研修をきっかけに、実際の業務でも使えるように
頑張って覚えたいと思います。

佐々木 剛

デュアルモニターへ

モニターが2台になりました。

弊社では、技術者それぞれにBIMの導入が進められており、
使用してるハードの入れ替えも行われております。

そのような状況で、BIMの導入にあたり、
デュアルモニター化について会社に希望を出させてもらったところ
承認されて、モニターが2台になりました。

なぜ、モニターを2台にするお願いしたかというと
BIMで作図する際に同時に開くことができる図面が増えることで
作業が進めやすくなるということもあるのですが
当面はBIMとCADを同時に使用することを想定した為です。

BIMは非常に画期的なツールではあるのですが 、その操作はかなり複雑で難しく、
いきなりCADと同じレベルで、 すべての図面をBIMで作図することはとても無理です。

しばらくはCADである程度作図してから、BIMの方へ移行させたり
建物全体モデルはBIMで作成し、細かい部分的な図面はCADで作成するなど
BIMとCADを行ったり来たりしながら作業することを想定しています。
その際モニターが2台になっていればスムーズに作業が進めることができます。

また、他にもメリットがあります。
 最近では、さまざま書類や資料はほんとどが電子媒体化されてきましたが
 実際に設計しならがら、それらの資料を見ようとする場合、
今までは 一旦紙に印刷して手元に資料を用意して作業を行ってきました。
しかし、モニターが2台になったことで
片方の画面に作業中の図面を映しながら、もう一つの画面に資料を映すことができ
無駄に紙へ打ち出すことがなくなり、ペーパーレス化を進めることができます。

 という訳で様々にメリットがある訳ですが
まずはBIMの使い熟せるようにならないといけません。
その為のデュアルモニターですから頑張っていきたいと思います。

佐々木 剛 

マルタ設計のBIM化

マルタ設計では、BIM化を推進しています。

BIMとは、Building Information Modelingの略称で、
コンピューター上に現実と同じ建物の3次元モデル(BIMモデル)を再現して、
より良い建物づくりに活用していく仕組みです。

今まで設計作業に利用されてきた
CAD(Computer-aided Design)とは全く異なり、
設計から施工、維持管理に至るまでの
建築ライフサイクル全体で蓄積された情報を活用し、
業務効率化と建築デザインの革新につながる
画期的なワークフローでもあります。

建築設計の業界でも10年後には
多くの建物の設計作業がBIM化すると言われています。

しかしながらハード面においては動作環境上、
今までのCADとして利用してきたパソコンでは
正常に作動しない可能性があったり、
作業上でも今までと全く異なる操作やプロセスを踏むため、
社内的には大変な取り込みになっています。

マルタ設計としては、2016年よりBIM活用と環境整備に
取り組みが始まりましたが、
2020年までに技術系社員のすべてのパソコンを
BIM対応とすることを決めています。

発注者には、設計内容の可視化や建物情報の整合性確認などに
大変なメリットがあることを理解いただきながら、
今後BIM化の設計比率を高めていきます。

丸田潤


JR深谷駅

以前仕事で訪れた深谷駅が
レンガ造りの凝った駅舎だったのでびっくりしました。

私の沿線も高架になり駅舎も新しくなることが多くなっていますが
大抵の駅舎は、どこも似たような形態で
その街の玄関口となる駅が他の駅と同じような均一的なものであることに
しばしば残念に感じることがあります。

深谷駅は、この町の産業だったレンガが
東京駅の赤レンガ駅舎で使用されていたとの史実を基に
東京駅をモチーフにして、1996年に改築されたということです。
街の特色を表現するとても良い試みだと感じました。

ちなみに深谷は、先日、デザイン変更が発表され紙幣の
1万円札の肖像になる渋沢栄一ゆかりの地でもあります。
記念館もあるので駅と合わせて
興味があるかたは訪れてみてはいかがでしょうか

佐々木 剛

本社の専用Wi-Fiが開通

モバイルパソコンやスマートフォンなどに対応するために
本社の専用Wi-Fiが開通しました。
弊社は事務所内に背の高い金属製のキャビネット等が多く、
Wi-Fi環境としてはあまり条件がよくありません。
そのため、複数台のWi-Fi機器を設置しても、場所によっては
接続が不安定になったりするのではと危惧しておりました。
しかしながら、高性能タイプのWi-Fiルーターが導入されたため、
事務所内どの席からも安定して接続できました。
それも1台で50程度の接続、社内全域をカバーできたので、
配線や電源確保も不要で、管理面からもとても助かります。

また本体のネットワークの接続速度に影響があると業務上の問題が生じるために、
Wi-Fi専用の光回線を新たに引いたために接続速度も申し分ない速さがでており、
社内の皆さんにも快適に使用していただけることと思っています。

天野 惠

10連休

平成から令和になり、暦の上では10連休。
私も長いお休みを頂きました。

普段は正月以外で長期のお休みを頂くことは難しい為
この機会になかなか行くことができない
関西方面の温泉地を巡る旅をしてきました。

行ったところはどこも有名な温泉地で温泉街も充実しており、
温泉以外にもたくさんのお楽しみがありました。

地元の特色を生かした食べ物や工芸品が
新・古が融合したおしゃれなお店で販売されており、
連休中というのもありますが、どこも大変な賑わいでした。

街を歩いている人からも「随分おしゃれになったわねぇ~」という声が聞こえ
きっと、かなり変わったのだろうと思います。

古くて良い部分と新しい部分を融合させると言っても
古さのどの部分を残し、どのような新しさを取り入れるのか
伝統の良さの再確認、近年の生活スタイルの分析や先進性の選択等

選択の仕方を間違えれば、その空間は
「おしゃれ」と言われるものから遠ざかってしまうことになるでしょう?
観光立国を目指す我が国においては
建物を設計する我々も
とても重要な役割を担っていることを改めて認識しました。


久々の温泉の旅行で、たっぷりリレフレッシュしたので
今日からまた仕事を頑張っていきたいと思います。

佐々木 剛

ノートルダム大聖堂の火災

先週、フランスのノートルダム大聖堂が火災になり、
尖塔を含め屋根の3分2が焼けて大きな被害が発生しました。

火事直後にフランス大統領が復興に向けて動きだし、
パリ・オリンピックの開催される5年後に再建を目指すことを表明しました。

再建の為にすでに1000憶円を超える寄付が表明されており、
普通に考えれば莫大な資金が集まっているのですが、
そのすべてが芸術品であるノートルダム寺院の再建に
どれほどの費用が必要なのか、
1000憶円で十分なのか?想像もつきません。

また、現代のように正確な設計図がない時代の建物だと思うので、
再建には写真が頼りになるかと思いますが、
その解読や確認にも相当な時間が必要になることが想像されます。
全てが焼失したわけではないとは言え、
5年以内の再建もかなり難しいのではと思ってしまいます。

幸いにも数年前ゲームの中で精巧な3DCGが作成されていたということで
再建に役立つのではないか?というニュースも流れていましたが、
果たしてどうなるのでしょうか

ノートルダム大聖堂は、ゴシック様式の代表的な建物で、
若い頃、私も勉強の為、見にいき、
ゴッシク建築の素晴らしさに感動したのを覚えています。

ちなみに下の絵はその時に描いたスケッチです。

いつの日か、またあの素晴らしノートルダム大聖堂が見られることを願いつつ、
今後もその動向を見守って行きたいと思います。

佐々木 剛

新元号の発表

本日、新元号「令和」が発表されました。
5月1日より、元号が「平成」から「令和」に変わります。

万葉集からの出典のようで、これまで中国古典から元号が選ばれていましたが
国書からの出典は初めてとの事。

「令和」に込められた意味を想い、
新しい時代を良い時代にしていきたいと思います。


渡辺 和美

新国立競技場 工事中

千駄ヶ谷へ行く用事があったので工事中の新国立競技場を見てきました。

完成するのは今年の11月ということですが外観はほぼ完成図と同じ姿を現しています。

当初、コンペによりザハ・ハディット氏の案が選ばれたものの、工事費の肥大の問題に端を発し、個性的すぎるデザインへも批判が高まって中止となり再度、コンペのやり直しにより隈研吾氏の設計になった訳ですがかなり個性的なデザインであった、ザハ氏の案が採用されていればどんなだっただろうと・・・想像してしまいます。

非常にデザイン的にも批判が多かったことは承知していますが自国で行われる夏季オリンピックは56年ぶりの大イベントであることを考えるとあれは、あれで良かったのではないかと・・


名建築となった前回の東京オリンピックで建てられた丹下健三氏設計の国立代々木競技場もデザインとしてはかなり個性的で、当時は批判も多かったようですが、その個性があるからこそ現在、その時代の象徴となって大きな存在感を示してくれているのではないかと感じるからです。

何はともあれ、最近のニュースも含めてゴタゴタの多い、2020年の東京オリンピックですが今はすべての人の記憶に残る素晴らしい大会になることを願わずにはいられません。

佐々木 剛

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