先日、共同住宅の修繕工事に向け劣化状況等を確認するため
現地で調査を行いました。
外壁や防水、設備等の現況を確認すると共に
塗膜付着力試験という外壁塗膜の付着強度を測る試験も行いました。
既存塗膜を専用の器具で引張り、どれくらいの力で剥がれるかを
計測し塗膜の劣化状況を診断します。
居住されている方の意見も聞きながら最良な修繕計画を
検討していければと思います。
黒澤誠
先日、共同住宅の修繕工事に向け劣化状況等を確認するため
現地で調査を行いました。
外壁や防水、設備等の現況を確認すると共に
塗膜付着力試験という外壁塗膜の付着強度を測る試験も行いました。
既存塗膜を専用の器具で引張り、どれくらいの力で剥がれるかを
計測し塗膜の劣化状況を診断します。
居住されている方の意見も聞きながら最良な修繕計画を
検討していければと思います。
黒澤誠
今日も、暑かったです。
業務の手続で昼過ぎに外出し、
炎天下の中、10数分歩いただけで暑さが身に応えました。
日差しの強さや猛暑日の続く日々を過ごして
感じた気持ちを表すと、『過酷』の一言に尽きます。
でも、空を見上げて青い空と雲を眺めると暑くても、清々しさを感じます。
今週のニュースで、断熱用サッシへの取り替えが
今年はとても増加していると聞きました。
地球温暖化・脱炭素社会を
小学生にも身近に考えてもらうきっかけとして
学校の断熱改修について
建築家が ワークショップを
開催しているというニュースも耳にしました。
建物や住宅に求められる要望や課題も
時代の変化とともに変わってきているのを
炎天下での外出時に思い浮かべていたのでした。
河野弥生
夏休みを頂いて東北を旅してきました。
南三陸は6年前に名物のうに丼を目当てに行っていて
その美味しさが忘れられず、今回再び訪れました。
当時、商店街のお店はプレハブで
その周囲も震災の爪痕が色濃く残っていました。
あれから6年経った今回は見違えるように変わっていました。
商店街は木造のきれいな建物にかわり、
隈研吾氏の設計の震災の記憶を展示する建物が建ち
川にはユニークな形状の橋がかかり
対岸には震災復興祈念公園が整備されていました。
そして、この日も多くの観光客が訪れていて
大変な賑わいでした。
震災から12年
確実な復興への歩みを見ることができました。
佐々木 剛
北鎌倉にある円覚寺(えんがくじ)の山門です。
1282年に 執権北条時宗が
中国・宋より招いた無学祖元禅師により開山されましたが
現在の山門は1785年に再建されています。
毎月この門を潜っているのですが、
真夏の雲一つない空に聳えるように立つ姿、
秋の紅葉を背景に映える姿、
木枯らしが落ち葉とともに山門を通り抜ける姿など
様々な風景に溶け込み違う建築物のような変化を見せてくれます。
また、訪れた時の心境によっては、
屋根の反りまで違って見えてしまうのは
人は建物を見るときに「目」だけで見るのではなく
各々が持つ記憶をも重ね合わせた
「頭」で見ているからなのでしょうか。
安藤暢彦
猛暑、豪雨など、気候変動が目に見える形となってしまい、
失う前に保全することの難しさに直面している今日この頃です。
今年は水不足が懸念されています。
東京の水源はこんなにも美しい自然に恵まれています。
大切なものをそっと守っていけたらと改めて感じました。
中野康子
7月中旬を過ぎ、非常に暑い日々が続いています。
業務上、建設現場へ行く機会があり、その暑さを直に感じる事も多く、
日々の業務を通じて、暑さに対してはかなり鍛えられてきているような気がする昨今です。
石渡 憲司
根智和
(『こんにちわ』の意味と根性・知恵・力を合わせるの意味を持つ
少年野球チ-ムのスロ-ガンです)
耐震補強工事が完成しました。
営業店舗内に補強部材を配置したため、
意匠性を考慮した高強度モルタルで作成した
補強ブロックを採用しました。
採光を遮ることなく補強ができました。
お施主様、担当者様にも好評です。
これからも補強工事においては、適材適所の補強工法を
採用していきたいと思います。
瀧井 仁
前回のブログではキュービクルを紹介しましたが、
その記事の中で開放型と呼ばれる受変電設備が有ると書きました。
せっかくなので紹介しましょう。
という事で開放型受変電設備のお写真です。
これは、某施設の電気室内に設置されている開放型受変電設備です。
機器が所々交換されているので新しそうに見えますが、
新築からは約50年くらい経過しています。
開放型の受変電設備は、設置スペースが大きい、
フレームパイプの組立から現地で行うので難易度が高い、
などの理由から、現在では徐々にその数を減らしています。
水落 琢也
先日、弊社で設計を行った学生寮の竣工式がありました。
馬術部の寮で1階に厩舎、2階が学生寮という建物で
法令上の様々な制約や、厩舎特有の特殊な仕様や納り等があり
とても苦労しましたが無事竣工を迎えられうれしく思います。
この建物を使う学生の活動がより良いものになる事を願っています。
黒澤誠
今年は4年ぶりに、通常に近い祭礼が多く執り行われています。
5月の神田祭では、しっかり担げたものの、翌日の筋肉痛が思った以上に
強く出てしまい、ブランクを感じました。
6月は鳥越祭です。宵宮では、日が落ち暗くなったところから、御神輿に飾られた弓張提灯
に火が灯ります。ろうそくの灯なので、ゆらゆらと風情ある情景がとても美しいです。
すっかり楽しんでしまい、宵宮の御神輿写真を撮りそこねてしまいました。
翌日の本社神輿・町内神輿も、朝からの激しい雨にも負けず、しっかり担げました。
人混みにもなるので、いろいろなことにも注意をはらい、楽しんでいきたいと思います。
天野 惠
去年から監理を担当していた伊豆大島の集合住宅の完成がみえてきました。
資材運搬だったり、職人の手配だったり本土とは違う島特有の事情に
四苦八苦していた現場でしたがやっと終わりそうです。
完了検査まであと少し頑張ろうと思います。
池田 奈緒
先日、六本木で開催されているロンドンで設立された
ヘザウィック・スタジオ展を観に行きました。
今回は数年ぶりに“アート友”と作品に触れながら
話が盛り上がった鑑賞となりました。
スケッチや模型をデザインへのプロセスや映像を通して
ものづくりへの考えを提示するなど、
観る人たちが共感できるような会場構成となっていました。
世界で展開されている建築プロジェクトからプロダクトデザイン、
毎年作成しているXマスカードを観る事で
“デザイン”を考えること・生み出すことって楽しいなぁと
思ってしまう内容でした。
展示物の最後には独楽のような椅子
(スパン“Spun”(←作品名)に座って動きまわる?!)を
みんなで体感できるコーナーが設けられ、
子供から大人まで頭も身体も楽しむことが出来た展覧会でした。
河野弥生
休日、近くのカフェにランチに出かけました。
産地直送の朝採れのたまごを使用した
料理やスイーツが提供されているカフェです。
今年の春にお店が拡張し、新しくなっているのに気づき
妻を誘って行ってみました。
私としては、食事以外にも興味があったのが
建物が京都駅を設計した原広司氏であることです。
小さな建物ですが、内装はカラフルで天井が高く
気持ちの良い空間でした。
この日はカルボナーラとパンケーキのセットを注文しました。
カルボナーラは卵の味がとっても濃厚。
パンケーキはふわふわでとろけるような感じで
本当に美味しく頂きました。
佐々木 剛
3月末に八甲田山に行ってきました。
目的は温泉につかり残雪を眺めて美味しい料理を頂き
のんびり過ごすことでした。
残雪は木々の間に所々残っている程度と思っていましたが
ホテルのアプローチには雪の回廊があり、
八甲田山頂には真っ白な雪がかなりの量残っていました。
思わぬ景色を眺めることが出来、最高の旅となりました。
久保田 正則
先日、体育館の空調設備の見学に行ってきました。
温暖化の影響でしょうか、学校の体育館の空調完備が進んでいるようです。
ひと昔前は、学校の体育館で冷暖房設備があるのは珍しかったと思います。
また、窓が大きく明るい体育館が多いように感じました。
空調空間が大きく、競技中は風を起こせないので、なかなか難しいです。
追伸、浦和レッズがACLで3回目の優勝です。
高橋 保夫
日々の寒暖差が大きいですが季節は
確実に夏へと向かっていっていると感じます。
今年は行動制限のないゴールデンウィークということで、
街は旅行や娯楽などで出かける人が
ここ数年の中では多く見受けられる印象です。
そういった世の中の流れの中、
建物の設計を行っていく上で、
少しでも快適で安全な施設となるよう、
心がけていきたいと改めて思いました。
石渡 憲司
根智和
(『こんにちわ』の意味と根性・知恵・力を合わせるの意味を持つ
少年野球チ-ムのスロ-ガンです)
昨年設計が完了した案件が、いよいよ工事に着手しました。
先ずは、杭工事から開始します。
杭先端が、設計通りの深さまで届いているか、想定している
地層に到達しているかの確認をしています。
これから、夏過ぎまで躯体工事が行われます。
我々は、設計図面とおりに現場が施工されているかの確認
を随所に行い、検査し、安全な建物が建設されるように
指示、指導していくのが、役割となります。
瀧井 仁
建築物の電力引込では、電力負荷により低圧受電(100V、200V)や
高圧受電(6,600V)などに分かれていて、
大型の施設では特高受電の場合も有ります。
高圧受電の場合、現在はキュービクル(閉鎖型の受変電設備)を用いて
100Vや200Vへ変換して、各部屋に供給するのが一般的です。
閉鎖型の受変電設備が有るなら開放型の受変電設備も有るのか、と
聞かれそうですが、古い施設の中には今でも開放型と呼ばれる
受変電設備が残っている事が有ります。
水落 琢也
地盤を掘削する際、周囲の土圧を受け止め、土砂が崩れるのを
防ぐ目的で山留壁等を施工します。
基礎や地下部分は工事が進むと外部からは見えなくなってしまう
部分ですが、工事監理を行っている現場で掘削が進んでいる様子を
見ていると、建築は地盤の上に支えられ土に接して建っているんだ
という事を改めて認識させられます。
黒澤誠
気が付けば冬も終わって暖かい日が続くようになりました。
最近は設計のための現地調査や工事の始まった現場の定例会議で
外出する機会が多くなっていますが、
昼間に外を歩いているとぽかぽかした日差しが気持ちいいです。
満開になった桜を目にすることも増え春を感じています。
今年度も今日で終わりですが、また来年度からも頑張ろうと思います。
池田 奈緒
先日、クラッシック音楽番組を視聴した際、
著名な指揮者の究極の趣味である香水の調合についてインタビューがありました。
調合の法則をもとに世界中から集めた香料をバランスよく配合し作るとのこと。
この趣味は、本業の指揮においても曲の調和を求め
音楽を作り上げていくことと通じるように思えました。
この話を聞いて、建物を作っていくことにおいても同じではないかと思いました。
建物を建てるまでに敷地の諸条件、地盤の確認、
クライアントが求めている建物にこたえられるように調整を行い、
法的事項や予算面での制約など建物を建てるためのあらゆる事項を
クリアしながら一つ一つ合意を取って作り上げていく。
建物本体についても構造上のバランスや意匠的なしつらえや周囲との調和など、
全てにおいてバランス(=調和)をとって成り立つよう業務を進めることが求められます。
OFFタイムでの出来事より、業務にも生活にも何かプラスになるヒントを
見つけられるよういつもアンテナを広げていきたいと思います。
「調和(バランス)」というキーワードより、この一年で心が動いた建物です。
(地下鉄の出入口)
外観的に少し緊張感を感じますが、
日常の景色の中で周囲となじんでいるところが良いなぁ、と思っています。
河野弥生
設計・監理を担当してきた
札幌の共同住宅が竣工しました。
東京で生活し、設計も概ね東京近郊の物件が多い中で
札幌という地域で建物の設計することは
すべてが勉強でした。
それは、監理業務になってからも同じで
現地の施工者からも寒冷地の建物の仕様を
色々と教えてもらいながら
工事を進めてきました。
最後は大雪で何度か工事が中断することもありましたが
先日、無事引き渡しまで完了し、
今はとてもほっとしています。
札幌はとても良いところなのですが
いつもとんぼ帰りだったので、
いつかはプライベートでゆっくりと訪れたいものです。
佐々木 剛
「天使」とも呼ばれ
キリスト教やユダヤ教などの教典には
「神の使い」として登場します。
背中に翼がついていたりして
可愛らしい姿を思い浮かべます。
赤ちゃんを見てこう表現したり。
一方、辞書には
「起業家を支援する個人投資家」との記載が。
同意義かもしれませんがイメージは大きく異なります。
言葉にはいくつかの意味を持っていたり
後から追加されたり多岐に渡ることがありますが
発信者と受け手側が同じイメージを描くことが大事です。
安藤暢彦
桜で有名な目黒川のほとりに、桜を内装モチーフにしたコーヒーショップが
あります。
吹き抜けを貫くコーヒー豆の貯蔵庫、コーヒー豆が縦横無尽に行きかうパイプ。
目の前のコーヒーを味わうだけでなく、視覚からも聴覚からもコーヒーを満喫
できます。
コーヒー工場に迷い込み、その職人技の奥深さに魅了される不思議な空間です。
中野康子
3月になり、春一番の季節になりましたが、
2月に設計中のお知らせ看板を設置しました。
なぜか雪の日です。
雪降って手かじかむ?
より良い設計ができるよう日々励みます。
高橋保夫