MALTA SEKKEI 株式会社マルタ設計

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MALTA SEKKEI Blog

開花

街は桜が咲き誇り綺麗に彩られていました。
例年より開花が遅かったかわりに、桜の花の量は多いような気がします。

業務に関しても、もし仮に当初の工程よりも遅くなったとしたら、
遅くなった分だけ多くの付加価値を付けていきたいと改めて感じた昨今です。

石渡 憲司

新年度

根智和
(『こんにちわ』の意味と根性・知恵・力を合わせるの意味を持つ
少年野球チ-ムのスロ-ガンです)

4月になり、新年度のスタートです。
心機一転今年度も頑張ります。

例年より遅くなりましたが、我が家の前にある河川敷の桜並木が
満開になりました。
入学式まで持ちそうです。

瀧井 仁

保温の外装材

給水管や給湯管、排水管、空調設備の冷温水管は、結露や凍結の防止や
熱損失を抑制する目的で、配管に対して保温材を被せます。
保温材や外装材は、目的や温度条件にあわせて様々な製品が有りますが、
今では新規に施工しなくなった(特定の用途では残っている)工法も有ります。

写真の外装材は綿布巻きと呼ばれる物で、現在よく見かける合成樹脂製カバーが
一般的になる前はよく用いられていました。

なお、綿布巻きは古い時代に施工されたものほど、保温材や、
エルボ(曲がっているところ)や弁で外装材を成型する材料に
アスベストが含まれている可能性が高くなるので、注意しましょう。

水落 琢也

サグラダ・ファミリア展

少し前になりますが東京国立近代美術館で開催されていた
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に行きました。
サグラダ・ファミリア聖堂に焦点を当てた展覧会で
図面や模型、映像、彫刻など展示数も多く、見ごたえのある展覧会でした。


「独創性とは、起源に戻ることである」というガウディの言葉が印象的で
自然や歴史などから影響を受けたであろう部分を随所に感じました。

黒澤 誠

ちょっとだけ、息抜き

先日、朝の通勤時に出先に向かう際、電車の乗換で渋谷駅に立ち寄りました。
移動の際、電車1本分程度ですが時間にゆとりがあったので、
私の好きな芸術家の一人岡本太郎氏の壁画を観に寄り道をしました。

「明日の神話」。2008年に渋谷駅に設置されたもので、
以前通勤で渋谷駅を利用していた時にはよく鑑賞していました。
その日は5分程度でじっくり鑑賞ということは出来ませんでしたが、
少しでも壁画に向き合うことが出来たのでうれしかったです。

もっとゆとりを持って鑑賞出来たらと、
後ろ髪を引かれる思いで壁画を後に仕事に向かいました。

河野弥生

アール・ブリュット立川

現在、工事を進めている立川市の現場近くに
沢山の壁画がある場所があります。

調べてみると
「立飛ウォールペイントプロジェクト・ドリームロード」
というプロジェクトで、180メートルに及ぶ長い壁面に、
複数のアール・ブリュット作家が原画を描き、
2年間かけて完成させたものとか…

そして、「アール・ブリュット」とは
加工されてない「生(き)の芸術」という意味の仏語で
伝統や流行に左右されず自身の内側から
湧き上がる衝動のままに表現した芸術のこと表すとのことですが
日本では障害のある人の芸術をさすことも多いそうです。

但し、立川では障害ある人達のみならず
市民・行政・企業が共に協力して
様々な創作活動を 「アール・ブリュット立川」として
行っているそうです。

大きな壁面に書かれたその絵画達は
それぞれに個性豊かで、自由な色づかいをしていて、
凄く「のびのび」とした印象を受けます。
そんな絵を歩きながら見ていくと
何だかとても楽しい気持ちになれました。

佐々木 剛

収穫

根智和
(『こんにちわ』の意味と根性・知恵・力を合わせるの意味を持つ
少年野球チ-ムのスロ-ガンです)

ねこの額のような庭で育てている南国の果樹が実りました。
暑さ、寒さに耐えしのぎ残ってくれました。

毎年実るよう手入れを怠らないよう、ガンバリます。

瀧井 仁

照明スイッチ

ある物件の竣工前の検査で、書類検査の為に近くにある
庁舎の会議室を借用しました。

その会議室は、廊下とは固定式のパーテーションで区切られているのですが、
照明スイッチは何と、床から自立させた鋼材に取り付けられていました。

固定式の パーテーションで照明スイッチを取付ける時は、
パーテーションの一部をガラスではなく
金属パネルにする事で対応したりするのですが、
コンセントポールの様に自立させる方法は初めて見ました。

今後、参考にしようと思います。

水落 琢也

上棟

先日、工事監理を行っている建物が上棟を迎えました。
柱や梁、屋根等の構造部分の打設が最上階まで完了すると上棟となります。
これから内装工事などが始まり現場内もより慌ただしくなります。
少しほっとしたのと同時に竣工までまだまだ気が抜けません。

黒澤誠

ヴォ―リスの教会建築

昨年の秋、京都で開催された建築イベントに足を運び、
期間限定で公開された大正昭和に建てられた近代建築を見て回りました。
そのうちの1つ、最初に訪れたのが W.M.ヴォーリス設計の
日本基督教団京都御幸町教会です。
昔、近江八幡に点在しているヴォーリス氏の
建物を見たことがありましたが、
それ以来となります。

ヴォーリス 氏は1905年に来日し、
この教会は1913年(大正2年)の建物です。
増築や耐震補強工事を 施こされていましたが、
現在も大切に使われている建物です。

屋根スレートは宮城の雄勝石を使用しているとのことで、
今では建物に囲まれて屋根の姿を見ることができないのですが、
礼拝堂内で写真や屋根から外れた現物を見ることが出来ました。

また、礼拝堂内には空間を広く使えるように
3枚の“木製シャッター”が設置されていました。
今回の見学会に合わせ実演もしていただきました。

人が集う場所を設けるためのアイデア・発想に感銘した建物探訪でした!

河野弥生

雪景色

新年より大変な災害がおこり、不安なスタートとなりました。

この災害で被害にあわれた全ての方々に
心よりお見舞い申し上げます。

震災直後ではありましたが
長野県の戸隠に初詣と雪を求めて、行ってきました。

昨年は観測史上最も世界の平均気温が高かった年との報道もあり
今年は凄い暖冬となっていますが
戸隠もとても雪が少なったです。

それでも、戸隠神社中社にて初詣後
近くの鏡池まで歩き、趣ある雪景色は見ることができました。

佐々木 剛

新年

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

今年は1日夕刻に能登半島地震が発生しました。
多くの方が被災されており、
今だ余震が続く中、
安否不明のご家族が大勢いらっしゃることで
不安な日々が続いていると思います。

建物の被害も多く報道されており
調査・分析等は引き続いて行われておりますが
私たちもその結果には注視し
今後の防災にも寄与するよう心がけていきたいと思います。

安藤暢彦

すみだ北斎美術館

北斎ゆかりの地に、浮世絵美術館の一つ、すみだ北斎美術館があります。
内部の展示作品のすばらしさはもちろん、外部の美術館建築も圧巻です。木版画浮世絵は
絵師、彫師、摺師等多くの人々の粋を結集して完成される芸術ですが、この美術館建築も
その点において浮世絵の様です。さらに、隣接する児童公園で遊ぶ子供達が、無意識のう
ちに「浮世絵」に触れて成長することができる環境も絶妙で、温かい気持ちになりました。

中野康子

THE TOKYO TOILET

大和リースで企画していただいた「THE TOKYO TOILET」の見学会に参加してきました。
渋谷区の17ヶ所に世界で活躍する有名な16人のクリエーターの方々の設計で、
公衆トイレが生まれて変わっています。
個性豊かなトイレで、それぞれの特徴がしっかり表現されているようでした。 
照明の使い方が上手で、夜景の表情が個性的でした。


高橋保夫

体育館

複数の体育館の改修工事の案件を進めております。

一言に体育館といっても立地条件や諸室の広さ等様々で、
現在利用なさっている学校側が抱える悩みや課題も
思いのほか様々であると実感している昨今です。

限られた期間・予算の中で
より学校側の要望に応えることができるよう
心掛けていきたいと思っております。

石渡 憲司

コンクリート

根智和
(『こんにちわ』の意味と根性・知恵・力を合わせるの意味を持つ
少年野球チ-ムのスロ-ガンです)

現在進行している現場です。
コンクリートの打設に立会してきました。
配筋の確認、型枠の確認を経てからの打設です。
建物の根幹をなす躯体工事は、複雑にならないように
計画、設計の段階から検討し、現場の安全を確保できるように
心がけています。

瀧井 仁

露出している設備機器たち

一般的な建物では、天井や壁へ設備機器が取付けられています。

設備機器は新築だと邪魔にならない様、
また見た目を考えて建築の仕上げ面から出っ張らない様に
埋込にする事も少なくありませんが、
改修を重ねるにつれてスペースや費用、
工事工期を考えて露出の機器が増えていきます。

写真は某学校の情報教室の一角で、
竣工当時はパイプ吊の蛍光灯器具のみだったところへ、
冷温水管らしき配管や全熱交換器、
ダクト、パソコン用の分電盤を後から増設しています。


ダクトはスパイラルダクト剥きだしの場所と
保温付きの場所も見えると設備的に盛りだくさんです。

水落 琢也

鉄骨工事

工事監理を行っている現場の鉄骨建方が終わりました。
鉄骨が立ち上がると建物のボリューム感がよくわかります。
これから足場等がかかり周囲からは見えづらくなりますが
足場が外れたときにどのような外観が現れるのかを
設計図と見比べながら想像します。
無事に建物が完成することを願います。

黒澤誠

束の間の散歩

現在工事が進んでいるふ頭施設の受変電所の定例会議がありました。
地中梁までの施工が完了し建物の大きさが目に見えるようになってきました。
多少の工期の遅れはあるものの事故もなく順調に進んでいます。
ちなみに、この現場は駅から30分程離れた場所にあるため
定例会議があるときはいい散歩になります。

池田 奈緒

建築に関する記録や継承について

先日、建築家の伊藤豊雄氏の展覧会の開催を雑誌で知り、行ってみました。

その展覧会で気になったのが、
今まで手掛けた図面や資料を海外の研究施設に寄贈する前に行う
“展示”であるということでした。

大学のキャンパス内で開催された展覧会、
内容は設計事務所を立ち上げてから
15年間のプロジェクトに関するもので、
設計プロセスを示した当時のスケッチの展示や
現場監理で使った青図製本には手書きのチェック跡のある
リアルな資料もありました。
学生や若い方に建築について伝えたかったという気持ちが
良く伝わり感慨深い展示内容でした。

そうした展示の中で、
設計事務所としてまた各所員の方の
建築に対する以降の取り組みに影響があったであろう
Dom-ino計画というローコスト住宅の研究について初めて知りました。
1年間かけて材料研究やプラン検討・施工計画を行い
コストを抑えた住宅を計画し、
女性雑誌に掲載して募集をするというもの。
これからの住宅のあり方を考えて議論して作り上げていった
プロセスを記録した手書きの資料もあり、
手にとって拝読しました。
(妹島和代氏の手書きの議事録もありました!)

…こうした貴重な建築の資料が海外の施設で保管される、
ということは建築関連の資料の保管・継承・活用を目的とし、
安心して寄贈できる施設が海外と比べて
日本はまだ充実していないのかしら・・と思わずにはいられませんでした。

河野弥生

解体工事2

昨年、設計を進めていた、
学習館・コミュニティ施設の工事が始まりました。

先ずは既存の施設の解体工事中です。

当現場は、住宅に近接しており、
現場から発生する騒音や振動で
皆様に色々と我慢を強いている状況だと思います。

それ故に、
皆さんの喜んで頂ける施設として完成できるように、
私もより一層頑張っていこうと思います。

佐々木 剛

解体工事

体育館の解体工事の監理業務を行っています。
外部は防音パネルに覆われシンプルな姿ですが、
内部はステージ足場が組まれ、明かりもすくないため、
神秘的で壮観な空間になっていました。
ちょっと面白かったので紹介します。

フルハーネス型安全帯(落下制止用器具)を使用していなかったので、
上がることはできませんでした。

高橋保夫

秋到来

長かった残暑も終わり、ようやく秋らしい気候になってきました。
目まぐるしく変わりゆく世の中で、
季節のみがゆっくりと変わって行っている、
そんな印象を受ける昨今です。

業務においても、物事の変化がまちまちな中で、
柔軟に対応していけたらと思う次第です。

石渡 憲司

埋蔵文化財

突然ですが、これは一体何の写真でしょう?

正解は、埋蔵文化財の調査を行っている場面です。

埋蔵文化財とは、その名の通り土地に埋蔵されている文化財の事で、
埋蔵文化財包蔵地で工事を行う時は、文化財保護法に基づく届出が必要です。


写真は、某学校の仮設校舎で本体着工前に行った際のもので、私自身は
埋蔵文化財の調査に立ち会ったのはこの時が初めてでしたので、興味津々に
眺めていました。

水落 琢也

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